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「十夢」の写メ日記

#十夢 #AiryLove
2022年06月01日 01:18
十夢と美術①『モナ・リザ』
  • 芸術に興味はありますか?はいっ十夢です。

    実は大学のころ芸術専攻だったので結構詳しいの


    読んでくれる以上ちょいちょいためになることも言えたらなーと思いまして、あと芸術を愛してくれる人が増えたらなーと、定期的に芸術を語りたいと思います。


    最初はやっぱり世界一有名な作品を取り上げるほかないですよね!!!『モナ・リザ』です。これ日記に載せた写真おれがスマホで撮ったやつなんですよ…コロナが流行る半年前に人生初の海外旅行をして、3週間ヨーロッパの色んな国を1人で放浪しました。目的は図版やネットで何度も観た生の西洋美術に溺れること。1日に1ヵ所以上は、20ヵ所は巡ったと思います。やっぱりルーブルはすごい…これ本当に、朝9時の開館ダッシュして気付いたら夜9時の閉館アナウンスが流れてました。初めてのルーブルはなんてことありましたよ宇多田さん…!!!

    前置き長くなったけど今から『モナ・リザ』をもっと美しい女性に変える、忘れられない女性にする魔法をかけようと思います。


    何故モナリザはこんなにも謎めいてるのか…それは同時代の肖像画と比較すれば少し見えてきます。カメラの無い時代、自分の美しい姿を残すことはめちゃくちゃ贅沢な時代、人生に1度あるかないかの晴れ舞台に(しかも描いてくれるのはレオナルド!)、普通は自分の持てる最大限のおしゃれをして描いてもらうはず。なのにモナリザは黒い地味な服にアクセサリーはなく、髪もちょいボサ。まったく自然体といっていい。基本被写体は富裕層なはずで、そうすると何らかの記録が残ってるはずなのに未だにモナリザは誰なのかよく分かっていない。

    『モナ・リザ』は世界一有名というよりも、世界一イレギュラーでミステリアスな作品なんです。こんなに数百年研究されて世界中から愛されてなお。

    レオナルドもすごい、モナリザの背景って少し青みがかってるじゃないですか?これを空気遠近法っていって、レオナルドは遠くの景色に「青が混じる」ことを見つけたんです。

    誰しもが空や遠くを見つめたりしてたはずなのに、レオナルドだけが違う景色を見ていた。だから自然と遠近感があるんです。ぼくも知るまで「青が混じる」なんて全然気づかなかった。ほんとに天才です。

    そんなレオナルドは「万能人」と呼ばれて、芸術だけでなく天文学・医学・数学・科学・建築学などあらゆる学問で功績を残したヤバイやつ。そんなだけあってレオナルドってめちゃくちゃ飽き性なんです(芸術家の鑑みたいな)、自分が好きなものを好きな瞬間しか描かない。だから中断された作品とかもすごく多い。でもそんな中モナリザっていうのはレオナルドのアトリエにある机のそばで見つかった。誰も知らない作品だったんです。その作品にX線をかけてみると、何重にも何年もレオナルドはモナリザを描き直してた。レオナルドは唯一何故かモナリザだけは生涯をかけて執着した。しかも机のそばに置かれてたのはおそらくまだ「描きかけ」だったから。

    『モナ・リザ』は世界中じゃなく何よりレオナルドに最も愛されたし、最も完成された作品ではなくむしろ未完成なんです。


    どうでした?笑

    モナリザは美しい女になりましたか?

    文章下手すぎて最悪…想いの強さだけ伝わる感じになっちゃったかも、しれっとぼくは色んなものを学んだり愛しています。

    芸術作品のことを知っていくうち、同じ作品を観ているのに違う作品になっていく瞬間がある。それがすごく好き。でもこれは人間においてもそうなんじゃないかな、写メ日記やTwitterで知っていくうち…そうさせてみるよ



    『モナ・リザ』は平日でも1時間待ちの大行列でしかも鑑賞は30秒ほど。その賑わいの写真や同時代の一般的な肖像画の例はTwitterにでも載せようかなと思います。


    それではっ!

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