Diary
- 写メ日記 -

「シン」の写メ日記

#シン #AiryLove
2022年01月27日 21:10
【意味が分かっても別に怖くない話】
  • こんばんはー…
    怖さを醸し出そうと頑張っているAiryLoveのシンです…

    日記ひらいていただきありがとうございます…



    先日僕の身に起こった、
    そんなに、いや、全く恐怖じゃない体験を一つ。
    タイトルは…

    「真夜中の公衆電話」






    あれはまだ寒さの厳しい、冬の夜0時ごろ。
    僕はコインランドリーにいた。

    洗濯物を入れてあとは待つだけ。
    「そうだ、ちょっと周りを散歩でもしよう。」
    この考えが、僕を全く恐怖じゃない体験へ導くとは、
    この時まだ知る由もなかった。




    ふと目の前に現れた、1台の公衆電話。
    そこはかとない不安感と好奇心を感じた僕は、
    思わずスマホのシャッターを切った。
    写真の公衆電話がそれだ。

    オレンジ色に光るディスプレイ。

    そして、ぼわっ…と曇る窓ガラス。
    そう、中の方が少し暖かく、結露が生じていた。




    「すぐさっきまで、中で話していた人が…いた…?」

    なぜか僕の足はその公衆電話へ向かっていた。
    まるで何者かに取り憑かれたかのように。




    完全に中に入り、扉を閉めてみる。
    やはり少し暖かい。もわっとしている。
    にも関わらず、なぜか身震いが起きた。
    「なんかやばい…もう出よう。」

    そう思って出ようとした刹那、
    オレンジ色に光るディスプレイが妙に気になり始めた。
    そのまま出ることもできた。でも時に人間は、恐怖心よりも好奇心が勝ってしまうことがあるらしい。ディスプレイに吸い込まれる目線。そこには、こんな文字が浮かび上がっていた。










    「国際通話がカードでご利用できます。」





    テレフォンカードを使えば、
    ここから海外に電話がかけられるってこと…










    怖くないな〜…

    全然怖くないな〜…








    さて、いかがでしたでしょうか。
    時間を無駄にしたというクレームを入れる際は、
    ぜひ公衆電話から非通知でお願いします。



    じゃまた。

    (最後まで読んでくれた方、本当にありがとう。そして茶番に付き合わせてごめん。)



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